混練機とは

質の高い混練で、お客様のニーズに応えます

混練とは、「混ぜる」「潰す」「練る」「つく」などの作業を同時に行うことです。混練機は複数の作業を並行することで、材料が均一に混ざった状態を作り出します。これにより流動性の改善や粒子表面の改質、原料の機能性向上が期待できます。弊社が取り扱っている混練機なら、高粘度の材料に限らず、半固体状の材料や各種エラストマー、複合材料にいたるまで、幅広く混練が可能です。

混練機の原理

混練機の原理

装置に材料を投入し、特殊構造のブレードによって混練します。軸や内壁の固着物を最小限に抑えながら、安定的に処理を実行。機種の選定により、材料の性質や形状を問わず、混練することができます。また、加熱・冷却機能が付いているため、精密な温度調整が可能です。構造が非常にシンプルで、消耗コストが少なく維持管理しやすいことも特徴です。他にも真空機能が付いた機械もあります。

混練機の種類

混練機の種類

弊社では、固体と液体の攪拌・混練に優れた万能タイプ、多量の固体と少量の液体を効率良く表面処理させるタイプ、固体と液体との混合物によってできたペースト、特にサクイ(塑性流動体)材料の攪拌・混練に優れたタイプの3種を扱っています。タンク(混練槽)内でブレードが効率的に回転し、いずれもニーディング効果が高く、作業時間の短縮も期待できます。また、概略混錬槽が350L以上は2本のシリンダーによるゲートタイプで、攪拌部が上昇中のときは、ブレードが回転しないようインターロックが作動するため、取り扱いも安心です。仕様により冷却、加熱、真空減圧もできます。

混練機の使用用途

混練機の使用用途

低粘度から高粘度まで幅広く混練可能です。特に、化学薬品、医薬品、化粧品、セラミックスなど強力な混練が求められるもの、触媒や電池原料といった特殊耐火物などに適しています。
一般的な紛体にも広く適応しているため、業種を問わずご利用いただけます。オプションとして各種装置・計測器類の取り付けも承りますので、ご希望がありましたら遠慮なくお申し付けください。豊富な経験を基に、お客様のニーズにお応えします。

混練機の製品紹介